URABI 学校法人鳥海学園 浦和美術専門学校・高等専修学校

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法人概要

理事長メッセージ

鳥は空を飛び、魚は水中を泳ぎ、動物は地上を走る。
鳥を泳がせ地上を走らせることは無謀であり、また、魚や動物に鳥のように生きることを求めるのは無謀なことになります。

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教育の原点は小・中学校で基礎学力を身につけ、高校以上は個々の個性・能力・適性に合わせて育むことであると思います。

人にはそれぞれの「個性」「能力」「適性」があります。
“勉強ができる子”は、日本の教育システムに特性があっているからで、この分野において一流大学を目指すことは「個性」「能力」「適性」を活かしているかと言えます。

しかし、一流大学を卒業した人が二流・三流大学を卒業した人よりも優れているかと言えば、そうとは限りません。
あくまでも一つの“勉強”という分野において評価されたということです。

大人は『努力すれば夢は叶う』と言いますが、「特性」を無視して努力しなさいと言うことは、鳥に地上を早く走れと言うことと同じく無謀なことです。
努力は夢をかなえる為にすることであり、叶える為には個々の特性を見出し、特性に合った分野の中で努力をし、その分野において評価を得ることです。

音楽が得意な子は音楽の分野で、美術が得意な子は美術を、工芸が得意な子は工芸を、目指す分野はスポーツ・介護・看護・営業・モノ造り・電気・美容・・・たくさんあります。
得意なモノが無くても、朗らかさ・優しさ・誠実・思いやり・・・性格も大切な個性です。
この特性も1つの分野であり、その分野を極めることが夢を叶える努力になります。

本校では様々な体験を通して、個々の特性を見出しながら、信頼されるスペシャリストの養成を目標としております。

理事 鳥海 喜久夫(とりうみ きくお)